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KLK二次置き場(閲覧制限機能つき)/あざみたヨナ

伊織の〝極制服〟のこと

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伊織の〝極制服〟のこと

 今日、中島かずき氏のなかで、伊織糸郎は、


最初から三ツ星だった

という情報を教えていただいた。

 そうすると拙作二次創作で、「伊織は途中まで二ツ星だったんじゃないかな?」という根拠にした、3話のこのシーンの台詞「それでも三ツ星の君でなければ勝てていたかどうか」は、「ニツ星の僕では勝てないが」という意味ではなく、警備員が「一ツ星」であることを明かした前の台詞を受けて、「一ツ星警備部員では勝てないが」という意味だったことになる。

 このシーン、脚本集(p39)では、マニピュレータの描写があって、比較するとアニメ版のほうが、裁縫部員や警備部員の身の安全など構わない本能字学園の非情さを強調した形になっている。また、「一ツ星警備員」の描写はなく、犬牟田の台詞のなかに麻酔の効果の言及があったりする。
 脚本から変更があったということは、制作サイドに、見せ方に工夫の要るシーンだという意識があった、ということなんじゃないか、と思う。

 この一連の場面、伊織が三ツ星だという前提で見直すと、犬牟田の行動は、「裁縫」に完全に特化した伊織を、戦闘力を付与された自分がかばう、ということになる。
 
 犬牟田がここで疑問もなく伊織をかばい、NDBで不服も見せずに後衛に下がるというのは、つまり、中学3年で愉快犯やってた男の子が、「自分がやりたいこと」より「やるべきこと」を優先できるようになってるって事だと思うんだけど、二次創作脳すぎですか。そうですね。

 話はまったく変わり、NDBでの伊織の白衣。

 星がついていないので、学園で着ていたのと違う白衣だと思い込んでいたものの。「ガラスブースの中の伊織」をSSしたときに、ふっと思った、前側の星って、こんな感じで、着脱可能な「星型クリップ+チェーン」なんじゃないか?(図が描けないので、チェーンの写真とって加工した) と、今日になって思ったけど、これは他の方はとっくにそう思ってらしたのかもしれない……。

 前の二ツが着脱可能なら、襟裏のも着脱可能でも不思議はない。全部着脱できるということは、伊織の「極制服」が、本能字学園の「星の数で生命戦維率を表す」という「キマリ」より古いという可能性が出てくる。(とここまで書いて、この作品を思い出した→eugenio2nd様「鬼龍院皐月のやけど」リンク許可ありがとうございましたm(_ _)m)
 19話で、犬牟田が猿投山の極制服を「最後」と表現する、つまり「極制服は他にはもう残ってない」と取れるんだけど、なんせ、生命戦維大嫌いな黄長瀬の前で言ったことなので、信用しなくてもいいのかもしれない。つまり、伊織が「星をとった極制服(体力など上がる)」をNDB内で着用し続けることができるように、ウソをついていたのかもしれないよね。
 黄長瀬の繰るヘリが皐月を連れ戻してくれた後、伊織は、「ウソついていた」という告白の意をこめて、あえて星を付け直してから変身するんだよ。
 ……と、ここまで妄想した^^

※画像は、「引用」の範囲で使用しています。

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