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KLK二次置き場(閲覧制限機能つき)/あざみたヨナ

ドラマCD第4弾、落下シーンの件

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ドラマCD第4弾、落下シーンの件

 まず最初にお断りしておくのですが。


 私もけっこうSFファンとの交流があったなかで、「ハードSFしか読まない」という人には会ったことがありません。私も、もちろん、違います。「ハードSFonly派」などという生物は、たぶん、作品供給が少なすぎて、(ファンとして)「餓死」してしまう種族なのではないかと思いますw。もし仮にそういう「ハードSFonly派」が実在しても、「キルラキル」のファンにはなっていないと思います。
 なので、後述計算は、「もし、計算してみたら」というお遊びであって、「キルラキルをハードSFとしてみるとどうか」なんて話にもっていくつもりは全くありません。

 さて。ドラマCD第4弾、落下シーン(脚本集p454)。

 場所がおそらく海上なので、海に落ちて拾ったことにしておいてくれれば、計算する必要さえなかったんですがw。空中で、キャッチしてるんですよね?
 CDを普通に聞いてると、落下からキャッチまで、24秒くらいあります。
 「KEISAN」で自由落下を前提に計算してみると、時速847km、落下距離2.8kmになってしまい、ちょっとなかなかと大変なのでw
 猿投山の台詞部分を、「心の中で一瞬に考えた」、「つぎの台詞は猿投山の姿勢を見て制止したもの」と強引に解釈しても、回収サイドが落下を認識してから、ネット発射まで、12秒ばかり残ります。

 落下開始後、12秒で。
 落下距離706m。ちなみに東京スカイツリーの高さが634m。
 時速423km。山陽新幹線が最高速度で時速300kmだそうなので。それをはるかに超える速度となります。落下サイドへの風圧の影響とかは、よくわかりません^^;



 グラフで、落下サイドは、ピンクのクロスです。重力加速度で速度を増しながら、落下していきます。
 回収サイドは、時速300Km(83m/s)とします。グラフの青い四角です。
 ご都合主義ではありますが、「たまたま」落下サイドと回収サイドは、空中でランデブーできたとしましょう。落下サイドと同じ速度でワイヤを発射し、着弾の瞬間から、結合ワイヤーを繰り出していきます。グラフの水色のラインがワイヤーです。静止状態のネットで受け止めると、時速423kmで激突したのと同じになりますので、ここは、ワイヤーは引きあげずに、繰り出していかなければなりません。次第に、ワイヤーの繰り出し速度を落としてゆき、最終的に、6秒で落下を止める、という図です。ランデブー地点から、400mほど落ち続け、やっと止まる、ということになります。
 ワイヤーの向きも落下軌跡に影響するはず……は、わかっているのですけれども^^; 計算しきれなかったので、垂直落下で作画してます。いろいろ不正確ではあるものの、ドラマCD第4弾でさっくり描かれるあの場面がいかに「怖い」場面か、ちょっとでも伝われば幸いです。

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